健康経営優良法人認定企業 |
健康経営への積極的な取り組みは、従業員のモチベーション向上や生産性向上につながると考えられ、結果的に企業業績向上や企業競争力向上の効果も得られると期待できます。
社員が健康でイキイキと長く活躍できる企業を目指して取り組みを推進しています。
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業務計測を基に業務改善へ |
私たちは現場で施工管理を行う技術者の業務をいかに減らせるかという点に着目しています。実際、現場の技術者の業務は多岐にわたり、協力会社・施主との調整・打合せ業務から計画・施工・検査・竣工の各フェーズで必要となる書類、図面の作成などで、多くの時間をとられます。
日中は現場での作業となることが多く、夜に時間外労働で書類や図面の作成業務、作業や予定の確認・連絡業務をこなし、結果、「長時間労働」に繋がってしまいます。
だからといって、簡単に人を増やせば済むということではありません。
また、人手不足の中、技術者を増やすことも容易ではありません。
そこで私たちは技術者の業務の何に?いつ?どれくらい?時間が多くかかっているか把握し、技術者でないと出来ないこと(技術者の業務)、技術者でなくても出来ること(技術者以外に任せられる業務)を切り分け、技術者の負担を減らそうと考えています。
実際に私たちはある大型工事の工期の約1年半、技術者の業務計測を行ないました。当然、最初は技術者の反発もありましたが、負担を極力なくすよう、各作業開始・終了時にパソコンもしくはスマートフォンを
ワンクリック(タッチ)で記録できる時間管理ツール「TimeCrowd」を使うことで、技術者の協力も得て、貴重なデータを得ることが出来ました。
計測期間中は3ヶ月毎に振り返りを行ない、業務の改善ポイントを抽出、すぐに改善できる内容は対策を実施。必要な要員の投入、測定・検査ツールの有効活用、ツールをより使いやすくするための補助ツールの開発などで、ある程度の業務削減の効果は得られましたが、まだまだ個々の時間外業務に頼らざるを得ない実態も再認識しました。
やはり、タスクレベルで技術者がやるべき業務、技術者以外に任せられる業務の切り分けが必要と考え、
私たちは、計測データを基に、タスク毎の精査、効果の算出を行ない、必要とされる新たな人財スタイル、
工事規模での必要な人財の定義を進めています。