ハンデを抱えてセカンドキャリアへの挑戦
「建設ディレクター®」として、バックオ フィスから現場をサポート
中途入社・事業支援グループ配属
安全書類の作成や、提出管理等で現場を支援するバックオフィス業務。安全書類作成システムや現場の業務改善のためのITシステム・ツールの導入検討から導入・開発・運用支援。
また、社内の情報共有、社員間の連携促進のための社内サイトの構築・運用管理などを行なっています。
前職ではSEとしてソフトウェア開発会社に勤めていましたが、今も抱えている病を発症し退職。休養期間にリハビリ等で病と上手く付き合えるようになり、新たな道として、これまでのITスキルも活かせる建設ディレクター®を目指すことに。その育成コースで導入を進めていた当社に出会い、会社訪問でも良い印象を受けたので入社を決めました。
1ヶ月の研修が終わり、配属後は身体への負担を配慮していただいています。周りからも適度な休憩をすすめられ、時折、ストレッチなどして身体をほぐしています。
また、現場を支えるバックオフィス業務や、以前の経験も活かせるITに関わるテーマ・業務に取り組ませてもらえ、ある程度自分のペースで作業を進めることができます。勤務形態に関しても、パフォーマンスを発揮しやすいよう柔軟に対応してもらえています。
時間単位の有休取得制度もあるので、定期的な通院がしやすい環境だと思います。
きっちりした感じ。入社前の会社訪問時の対応、用意された資料、説明とどれもきっちりとされていて、その後の作業体験を含め、とてもわかりやすかったです。ぼやっとくすんで見えていた電気設備の会社像が、クリアにくっきりと見えた一日でした。
基本的には静かできれいです。社長がおられるということもあるのですが、自分も含め、周りはパソコンに向かって黙々と作業されていることが多いです。複数の部署が混在する部屋で、営業の方が外出先から帰って来られたり、他部署の方が来られたりすると、外の風と共に様々なお話で盛り上がり、賑やかになることもあります。
苦労したことは現場の技術者の方とのコミュニケーションです。現場の一日のスケジュールや、工事全体での繁忙期、工事が集中する時期などを考慮せず、依頼や連絡を取ろうとして、思ったように事が進められなかったり、病の関係で会話がしづらいことや、考えがまとまりにくいタイミングが影響し、意図や考えをわかりやすく伝えられなかったりといったことです。最近では相手側のタイミングを見計らいつつ、自分の話しやすい時間帯も考慮して予定を組み、伝えきれなかったことはメールや資料化してフォローを心掛けています。
成功したことは、社員の様々な情報をデータベース化したものを、社内サイトで構築・公開できたことです。業務上有用な情報だけでなく、社員間のコミュニケーションツールとしても役立っていると思います。写真や情報の整理に苦労しましたが、おかげで社員の名前と顔を覚えることができました。
今抱えている病は近い将来治る可能性が高いと言われています。病が治れば、もっともっと、いろんな方と関わり、現場作業にも関わりながら、東邦のためになるシステム作りや、東邦独自の製品開発などにも携わっていきたいですね。
病や障害を抱えてのチャレンジは簡単なことではないと思います。でも、多様性や働き方改革が求められる中、自身の強みを発揮できる場所はきっとあるはずです。東邦電気産業もその一つですし、会社にはいろんな色を持った方がおられ、それらが集まって、成り立っています。東邦の青に染まり、青に輝く一つにチャレンジしてみてください。